1980年代、まだJ-POPという言葉もなく、レコードからCDの時代への移行期にあった頃、私のお気に入りの一つが「安全地帯」だった。
ライブにも何度か行った。

デビューアルバムはまだ骨太さを残し、ロックな味もあり、気に入っていたのだが、しっとりした「ワインレッドの心」が、CMとタイアップして大ヒットしたもんだから、その後は女性受けするソフトな路線にシフトしていった。

もちろん松井五郎の詞、玉置浩二の曲が作り出す艶っぽい世界は絶品で、好きな曲もたくさんあるが、玉置浩二のボーカルも次第にささやき調の病的さを帯びてきて、初期ののびやかな大胆さが失われてしまったのは残念。

アルバムも5枚目の「安全地帯Ⅴ」までしか聴いていない。
デビュー時のロックテイストを残していたら、長く聴き続けたかもしれないし、男性ファンももっと増えたのではないか。
1~4枚目まではLPレコードで購入、アルバムは未だに手元にある。

画像はデビューアルバムの「Remember to Remember」
作曲は全曲玉置浩二、作詞は殆どが松尾由紀夫で、1曲だけ小椋佳が参加している。
最初から玉置浩二のボーカルは完成されている。


「ワインレッドの心」が流れる「赤玉パンチ」のCM
出演しているのは、クリスチャン・バディム(ロジェ・バディムとカトリーヌ・ドヌーブの息子)