「シャーロック・ホームズの冒険」の麗しの女優シリーズ第2弾!
今回取り上げるのは、「修道院屋敷/THE ABBEY GRANGE」の回に登場するオーストラリアの女優アン・ランバート。
オーストラリアからイギリスに嫁いだ先のお屋敷「修道院屋敷」で押し込み強盗に襲われ、夫は殺害され、彼女自身も怪我を負う。
痛々しい青アザも彼女の美しさは損なうことができない。
「シャーロック・ホームズの冒険」のシリーズをきちんと鑑賞するのは初めてで、事前にキャストを見てアン・ランバートの名前を見つけ、この作品を見るのを楽しみにしていた。
アン・ランバートが出演しているオーストラリア映画「ピクニック at ハンギングロック」が、生涯のベストテンに入るくらい特別に好きな映画なので。
「ピクニック at ハンギングロック」は1975年制作のオーストラリア映画。日本公開は10年以上を経ての1986年。「刑事ジョン・ブック 目撃者」「いまを生きる」「トゥルーマン・ショー」などで有名なピーター・ウィアー監督作品。私にとっては美しくも怖い怖い映画だった。
アン・ランバートはミランダという儚げな美少女を演じて、忘れ難い印象を残している。1955年生まれの彼女は、この映画の撮影時は20歳、「修道院屋敷」(1986年)当時は30歳くらいで、それぞれの年代の美しさを堪能できる。
他にはピーター・グリーナウェイの「英国式庭園殺人事件」(1982年)にも出演している。コスチュームものがよく似合う。
この美しい奥様を守るためなら・・・・と納得させられる事件の真相でありました。