TVドラマ(1980年代版)
“トミーとタペンス”を彷彿とさせる素人探偵コンビ、ボビーとフランシス。二人は幼馴染で、ボビーは牧師の息子、フランシスは貴族の令嬢。転落死した男の最後の言葉「なぜ、エヴァンズに頼まなかったか」の謎を追って、二人は調査に乗り出す。
(準備中)
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アガサ・クリスティの生み出した”おしどり夫婦トミーとタペンス”の冒険譚を描いた短編集「おしどり探偵/二人で探偵を(Partners in Crime)」(1929年)を原作としたイギリスのテレビドラマ(全10話)。二人の結婚前の冒険譚「秘密機関」に続くシリーズもの。
LWT(ロンドン・ウィークエンド・デレビジョン)製作。
NHK放送時の題名は「二人で探偵を」。
原作の「おしどり探偵/二人で探偵を」は、1920年代の読者によく知られた名探偵たちの手法に倣って二人が捜査するパロディものでもあるが、ドラマではその部分の多くは省略されている。またこの探偵事務所と外国のスパイが絡んでいるというもう一つのストーリーも省略されている。
★原作は、早川書房「おしどり探偵」、東京創元社「二人で探偵を」の題名で出版されている。
【ものがたり】
トミーとタペンスは結婚前の刺激的な冒険の日々が忘れられず、倒産しかかった探偵社を買い取り探偵業を始める。若い使用人のアルバートとスコットランドヤードのマリオット警部は前作「秘密機関」に引き続き登場する。
探偵社の名前は「国際探偵事務所」、トミーは所長のブラント氏、タペンスは秘書のミス・ロビンソンと名乗って活動することになる。
・第1話 桃色真珠紛失の謎
・第2話 謎を知ってるチョコレート
・第3話 キングで勝負
・第4話 赤い館の謎
・第5話 サニングデールの怪事件
・第6話 大使閣下の靴の謎
・第7話 霧の中の男
・第8話 婚約者失踪の謎
・第9話 鉄壁のアリバイ
・第10話 かくれ造幣局の謎
参考サイト(Wikipedia)
Agatha Christie’s Partners in Crime
おしどり探偵 (テレビドラマ)
原作小説
◆秘密機関
◆おしどり探偵/二人で探偵を
◆七つのダイヤル
◆なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか