我が家には、けっこう古いモノが残っている。

これは1976年の集英社「SAISON de non・no/セゾン・ド・ノンノ」(隔月間)
この号は手芸特集で、今の雑誌よりも全体的に大人っぽい。

裏表紙はこれ↓

資生堂の1976年春の広告。
この頃から、化粧品の広告はCM ソングとタイアップして、華やかさが増してきた。
真っ青なアイシャドウもスティックタイプ。

CMソングは、りりぃの「オレンジ村から春へ」
この曲は、ほとんどフルで聴いたことがないので、実は馴染みが薄いのだが、サビの「オレンジは好きかい♪」のところだけは、しっかりと覚えている。
曲のタイトルも、ずっと「オレンジは好きかい」だと思っていた。

この時代は、曲もゆったりしているし、映像ものんびりしてて、今の感覚だとまどろっこしいくらい。ナーレーションにも時代を感じる。
今は映像の密度も濃くてスピードも速いし、目や耳から入ってくる情報量が圧倒的に増え、生活全てが加速して慌ただしくなっている。